株式会社ワークライフバランス 代表取締役社長 小室 淑恵氏の本です。
おなじようなテーマで、様々な本を書いておられますが、この本を一番におすすめする理由が、3つあります。
- 政府がなぜ、性急な「働き方改革」に取り組んでいるのか(なぜ、長時間労働の是正が日本のためになるのか)・・・という理由を、丁寧に説明している。
- 「長時間労働の是正」なんてムリだろう・・・というような業種も含めて、さまざまな実例を紹介している。
- 改善事例について、「どれくらいの時間をかけて、ナニをやったか」という、具体的なタイムスケジュールが書かれている。
この本を読むと、「自分の会社でも取り組まなきゃ」とおもわず思ってしまうほど、説得力がありますよ(´▽`)。
ただし、「労働時間革命の手法」についての説明は概要にとどまっている印象があります。この本だけで取組を進めることは難しい印象です。