「テレワークの導入・運用ガイドブック」のご紹介です。
何かを始めようとするときに、インターネットはとても頼れる存在です。
けれども、想定する読者が自分とズレていたり、内容が不正確・不適切・極論だったりする情報も少なくありません。よくまとまった良いサイトを見つけられればいいんですけど。
そんな中で、厚生労働省の「テレワークではじめる働き方改革 テレワークの導入・運用ガイドブック」は、１００ページにも満たない薄い冊子ですが、よく出来ていると思ったのでご紹介します。
＜目次＞ はじめに 「基礎編」 １．テレワークとは ２．我が国のテレワークを取り巻く現状 ３．テレワークの効果 「実践編」 第１章「モデル類型とは」 第２章「テレワーク導入の手順・推進体制」 第３章「テレワーク実施のための全体方針の決定」 第４章「テレワークのためのルール作り」 第５章「テレワークのためのICT環境づくり」 第６章「安全なテレワークのためのセキュリティ対策」 第７章「テレワーク推進のための評価と改善」 テレワークの活用でよくあるQ&A テレワークお役立ちリンク集
どうでしょう。
「本書が想定している読者」として、「経営者」「テレワークの推進担当者」が挙げられています。「何から手をつけたらいいのかわからない」人にとって、概要をザクッと理解するにはピッタリの一冊だと思います。
たとえば、この冊子を基本に、具体例などさらに詳しい内容をインターネットで検索してみてはいかがでしょうか？
奥付を見ると、「厚生労働省委託事業 テレワークモデル実証事業」として、 平成２８年１２月発行 企画・制作 株式会社NTTデータ経営研究所 お問い合わせ先 厚生労働省 労働基準局 勤労者生活課 となっています。
厚生労働省主催の無料セミナーなどで配っているようです。
このガイドライン、PDFででも公開されていたらリンクを案内しようと思ったのですが見当たりません。
かわりに巻末で紹介されている「お役立ちリンク集」をご紹介しますね。
