働き方改革応援団!

「働き方改革」を前進させるため、関連情報をネタにいろいろ考えてみたい。

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従業員が推進派ってわけではない(どうなる長時間労働?働く人のホンネ直撃)

おはようございます。

今日の「週間ニュース深読み」では、「日本は働き方改革!どうなる長時間労働?働く人のホンネ直撃・・・疑問・悩みに答えます」というのが、大きなテーマとしてとりあげられました。

週間ニュース深読み< NHK >

「週間ニュース深読み」という番組は、アナウンサーがテーマの概略をわかりやすく説明したあとで、「その道の専門家達」と「ゲストのタレント」がテーマについてディスカッションしていく番組です。途中ではツイッターなどで募集された視聴者の意見も紹介されます。

働く人のホンネとして、「○○だから、働き方改革なんて出来っこない」「自分たちの待遇が悪化するのでは(同一労働同一賃金っていっても、低い方に合わせられるのでは)」といった否定的な意見や不安・警戒感が目立ったように思います。

取り組みの好事例として、姫路のエス・アイや、SCSK株式会社(カンブリア宮殿でも取り上げられましたね)が紹介されましたが、どちらもIT企業で、ちょっと偏っている印象です。

「疑問・悩みに答えます」というタイトルですが、答えられているというよりは、様々な疑問・悩みが噴出して「とっちらかった」印象でした。

ただ、雨宮処凛氏が指摘した「従業員の命や健康を犠牲にする働き方」について「いいわけがない」というフレーズが心に刺さりました。

いま、「性急な働き方改革」が求められています(そして、性急に改革しなければならないタイムリミットもあります)。

けれども、ただ闇雲に改革を急ぐのではなく、「急いで取り組むべき課題」と「時間をかけて取り組むべき課題」があるのではないかと思います。

企業の中にも働く人の中にも、推進派と否定派の両方がいます。課題の根の深さを感じた番組でした。