駒崎弘樹さんの記事の紹介です。
記事のなかで、小室淑恵さんのツイートが引用されているように、「辞令一枚で転勤させられる国は日本だけ」なんだそうです。
しかし、これには企業側からの理由もあります。「辞令一枚で転勤させられない国」に比べて、日本ははるかに「解雇しにくい国」なのです。
「解雇規制がある」から、「職種を変えてでも」「勤務場所を変えてでも」なんとか雇用を維持しようとする・・・という側面があるのです。
とはいえ、一番重要だと思うのは「どのような雇用契約」であったか・・・ということです。この点については、日本は契約をハッキリさせない傾向があるので、特に明確な取り決めをおこなっていないケースも多いでしょう。だったら、会社が転勤を強制する「根拠」はない・・・ということになりますね(どうでしょうか?)。
「雇用契約」をより明確にすることが、社員のためにも会社のためにも良いことだと思います。