平成29年版過労死等防止対策白書が公表されました。
「政府における取組」の第1番めにかかれているのが、「労働基準法の改正」であり、その内容は「時間外労働の上限規制」です。
突然の解散総選挙で、取組がいつ再開されるのかわかりませんが、「日本労働組合総連合会、日本経済団体連合会の両団体が時間外労働の上限規制等に関して労使合意した」という状況ですから、いずれ導入されることになるのでしょう。
現行の法制でも、労働者代表が同意しなければ、「1週40時間・1日8時間」を超えて働かせることは1秒たりとも出来ないハズであり、労使が話し合って適正な時間外労働時間を設定することができる仕組みになっています。
かなしい出来事が起きないように、身の回りのこと、自分の会社のことに目を配って欲しいと思います。