労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かるが出版されてからの取り組み状況は、すこし前進しているような停滞しているような、とてもビミョーな感じです。
今回の働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社では、事例が増えただけでなく『具体的な手順』についての解説があります(前書では、具体的な取組手順がよくわかりませんでした)。
働き方改革は、次の『4つのステップ+1』で進めます。
- <ステップ0> ゴールイメージの決定
- <ステップ1> 現在の働き方を確認する
- <ステップ2> 業務の課題を抽出
- <ステップ3> 働き方を見直す(カエル会議)
- <ステップ4> 改革施策の実施
各社のゴールイメージ例だけでなく、『朝メール・夜メール』『ホワイトボードの書き方』『グルーピングの仕方』などについても例示があり、具体的にわかりやすいです。朝メール.comの紹介もありますね。
働き方休み方改善ポータルサイトで紹介されている『見える化ツール』なども参考になると思います。
大切なことは、『自分たちのチーム・組織風土に合った施策かどうか』『働き方改革の必要性をメンバー全員が腹落ちすること』です。『誰かから一方的に押し付けられた施策では、どんなに正しい施策でもうまくいかない』・・・と書かれていますが、ココのハードルを超えるためにも『4つのステップ+1』の取り組みを進める必要があります。
いいかえれば、『働き方改革の必要性をメンバー全員が腹落ちするまでアクションをおこさない』とか、『自分たちのチーム・組織風土に合った施策かどうか答えが見つかるまで議論を続ける』といった姿勢では、いつまでたってもスタートできません。
『動摩擦力よりも最大静止摩擦力が大きい』という物理の法則は、働き方改革にもあてはまるようです。
一歩目をどうやって踏み出すか・・・というコトは、『20の事例』で確認することになります。結果的に上手くいっている事例ばかりですので、『どのように障害があって、どう乗り越えたか』というコトが見えにくい事例もありますが、各事例について3つの『成功ポイント』がまとめられているので、とても読みやすくなっています。
オススメ本です。
ご参考