誤解を恐れず結論のみを引用すると、「その本質は、正社員と非正規雇用労働者の格差是正ではなく、担当する業務内容に応じて賃金を決定する賃金制度への移行にある」とのことです。 (詳細は、ぜひリンク先をお読みください。とってもわかりやすい記事です)
ただね。どう移行するか・・・ってコトですよ、問題は。それが、私にはスッキリとしないです。
「戦後、日本企業は年功序列制度のもと、初任給から毎年少しずつ昇給させ、50代の定年の直前でピークに到達させることで帳尻を合わせ」ることで、帳尻をあわせてきた・・・・ということは、たとえば、現在50代の正社員は、初任給から何十年も「担当する業務内容に見合わない賃金」をもらい続けてきた末に、今、ようやく、帳尻を合わせられるようになってきた時期ということになるでしょう。
こういうとき、一般的には「激変緩和措置」がとられるのですが、アクションを始めるのが遅すぎるように思います。
「本質」を共有して、それぞれの会社がそれぞれの会社に合わせて、充分議論する必要があると思います(しかも早急に)。