おはようございます。
昨日の「カンブリア宮殿」ご覧になりましたか?
個性的な2つの会社を紹介していました。
SCSK株式会社 中井戸 信英氏
例)従業員ファーストの健康経営
- 社員が残業しない日を申告(机の上に札を出す)→残業を頼みにくくなる。
- 会議は1時間。ダラダラ時間を削減
- 残業減・有休増の成果に対して報奨金(賞与)を出す。
といった手法で残業を減らし、同時に6期連続業績が右肩上がりだそうです。
ソウ・エクスペリエンス株式会社 西村 琢氏
例)いろいろな働き方を認める
- 子連れ出勤
- 副業OK
会社は急拡大しているのですが、人材確保には苦労をしていないそうです(就職希望者がたくさんいるということ)。
どちらの社長も信念をもって取り組んでおられました。
村上龍氏の編集後記に、「重要なのは、忠誠心の利用・依存から抜け出し、「個別の信頼」を、築くことかもしれない。」とあったのが素直に腑に落ちました。
「大企業だから出来たんだ」「扱っている商品が特殊なベンチャー企業だから出来たんだ」「それにくらべて、自分の会社は」・・・と、違いを上げ、出来ない理由を並べても、会社にとってなんのプラスにもなりません。経営者としては、相当な覚悟を持って「会社のあり方」を考え直すときが来ているのかもしれません。
付け加えれば、従業員も相当な工夫・努力をしているのでしょう(放送ではあまり紹介されませんでしたが・・・)。経営者がウワベだけ真似をしても、上手くいかないように思います。
カンタンではないと思いますが、「働き方改革」は、会社の(従業員の)将来を決める、生き残りをかけた取組になるのではないかと思います。