以前にも書いたことがありますが、私は「残業 ＝ 即！悪いことだ！」という考え方ではありません。
世の中にはいろいろな仕事があると思いますが、あらかじめ決められた時間にピッタリ終わることができる仕事ばかりではないと思うからです。
残業が悪いとは言いませんが、健康を害したり死んでしまったりするほどの「長時間労働・過重労働」は良くない！と思うのです。
もちろん、育児や介護、その他いろいろな事情を抱えて長時間働けない人たちが働きやすい社会にしないと、人口がドンドン減っていく日本の経済は持たないだろうな・・・と思います。また、長いライフステージの中で、今、長時間働ける人でも、いつ長時間働けなくなるかも知れません。そんなときでも、生活できるような働き方の仕組みをつくらなければダメだとも思います。
今年、年明けから「労働時間の上限規制」をめぐって、いろいろな議論が活発になっています。具体的に、どのような規制にするのか、その方向性についての報道もありました。
そんななか、「もう一度原則にもどろう」という意見を見つけました。
時間外労働＜月１００時間＞を許容して「働き方」改革と言えるのか？＜Yahoo Japan ニュース＞
日本の法律（労働基準法）では、「１週間４０時間、１日８時間」が労働時間の「原則」です。 （ご参考 ： 「残業上限規制 月６０時間」と「今現在の規制」）
その原則の労働時間を、「現実のさまざまな仕事の実態に合わせるため」、いろいろな「特別扱い」をしているのが現状です。
「特別扱い」はあくまで「特別な」扱いなのだから、原則の労働時間を基本に仕事が回るように、社会全体で考えていく必要があるでしょうね。みなさんは、どのように感じますか？
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