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高橋まつりさん母コメントに書かれた「4つの希望」

産経ニュースに掲載された記事のご紹介です。

高橋まつりさん母コメント全文「謝罪、再発防止約束も、娘は二度と帰ってくることはありません」< 産経ニュース >

記事の最後で、働く人を守るための法改正について「政府に対する4つの希望」が書かれています。現状についてまとめておきましょう。

  1. 36協定延長時間の上限規制 働き方改革実現会議今年に入ってから審議中。現行制度では「青天井」といわれる法定時間外労働に上限を設定するものです。
  2. サービス残業に対する罰則を含む規制の強化 今現在でも、労働基準法最低賃金法による罰則があります。ただ、「自己研鑽」などという名のもとにおこなわれている例も多いと聞きます。どのように(だれが)規制するかという議論も必要でしょうね。
  3. サービス残業を助長するような固定残業制の禁止 固定残業制は、本来「たとえ残業をしなくても、一定額の残業代を支払う」という制度です。したがって残業時間の削減や業務の効率化に効果が期待できる制度という指摘もあります。今現在は禁止されていません。けれども「一定額以上の残業代を支払わない」という誤った運用が横行している制度でもあります。
  4. 勤務間インターバル制度の導入 こちらも働き方改革実現会議で議論されるでしょう。勤務間インターバル制度導入の会社に助成金を出すという制度の導入も、2017年に予定されています。

3.の固定残業制については、募集の際に提示する労働条件で、基本給の中に残業代を組み入れた不適切な募集が問題になったりと、なにかと話題の制度ですが、禁止に向けての動きは見かけませんね・・・。私が知らないだけかもしれませんが・・・。

以前にも書きましたが、私は「かならずしも残業が悪」だとは考えていません。「健康を害したり死んでしまったりするほど残業をさせること」「払うべき残業代を払わないこと」が悪だと考えています。会社には、適切に管理する責任があります。

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