『働き方改革法案』が成立しそうな気配がしてきました。
もっとも、法律の動向にかかわらず、働き方改革(生産性の向上)は進めていかなければならないと考えています。
最近、書店でやたらと『Excelを上手に使って業務効率をあげよう』というコンセプトの本が目につくようになりました。Excel VBAに関する本もたくさんでていますね。
VBAとは、『Visual Basic for Applications』の略で、アプリケーション(ExcelとかWordとか)を自動実行するためのプログラミング言語のことです。
私はいままで、個人でおこなう繰り返し作業を自動化するのに、インターネット情報を繋ぎ合わせて10行前後のカンタンなモノを作ったコトはありますが、今回、他人が使うようなモノを作る機会があったので、キチンと基礎を確認しようと思いたったのでした。
で、買ったのが、『入門者のExcel VBA―初めての人にベストな学び方 (ブルーバックス)』です。
イチから丁寧に説明した本です(高度なコトは書いてありません)。
6年前の本なので、情報が古いのではないか・・・と心配しましたが、すごく基本的な部分だということもあるのか、Excel2016で問題なく学べました。
基本的な内容なのですが、紹介している例(請求書の作成)は、すこし変更すれば、いろいろなケースに応用できそうです。
私はユーザーフォームが使いたかったので、同じ著者の『実例で学ぶExcel VBA (ブルーバックス) 』も一緒に買いましたが、特にそういう目的がないなら、『入門者のExcel VBA―初めての人にベストな学び方 (ブルーバックス) 』とインターネットの検索情報で、実現できるコトも多いのではないかと思います。
おそらく、いずれ『RPA(事務用のソフトウエアロボット』が使いやすく廉価になるのでしょうけど、中小零細企業まで普及するのは、まだまだ先のことになるでしょう。
今、目の前にあるExcelやWordなどを適切に使うことで、手っ取り早く効率化出来る余地が、たくさんありますよ。
ってことで、安いし、薄いし、短時間でサッと読めるので、これからやってみようかな・・・という人にオススメの本です。