働き方改革応援団!

「働き方改革」を前進させるため、関連情報をネタにいろいろ考えてみたい。

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「人材」「資金」「ツール」の不足を逆手にとった働き方改革のススメ(海と月社 「ストレッチ 少ないリソースで思わぬ成果を出す方法 」のご紹介)

 

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 いまは、とっても便利な時代です。知りたいことがあると、たいていのコトはネットに情報があるし、欲しいモノがあるとクリックひとつで翌日(場合によっては当日!)に配送されてきます。アチコチでモノがあふれていて、値段もずいぶん安くなりました(モノにもよるんでしょうけど)。

 

 しかし、昔からこういう状況だったワケではありません。

 

 

 この歌を聞くと、パラソルや帽子や洋服は、月給があがらなくては買えなかったんでしょうか?・・・と思ってしまいます。どのような品質のモノを欲しいと思っているのかわかりませんが、いまではもっと気楽に買っているんじゃないでしょうか?

 

 ウチのバァさんは戦前生まれです。貧乏な家で、しかも、モノのない時代だったので、子供の頃は遊び道具をなんでも手作りしたそうです。たとえば竹馬などは、竹の棒と木切れと麻ひもで作っていました。子供の力で結ぶので、すぐに踏み板(木切れ)がズリ落ちてしまうのですが、バァさん(子供の頃)は、試行錯誤の末にずり落ちないような結び方・コツを習得しました。その結び方・コツは、今も当家に伝承されております。

 

 また、インターネットや電子メールが普及していない頃、取引先各店舗の発注書を取りまとめて受注業務をおこなっていた「とある中小企業」では、発注書をファックスで受け取り、定規(送信されてきた発注書を切り分けるために使用)とセロテープ(切り分けた発注書を分類してまとめるために使用)と台紙(商品別に管理するための必要な情報が記載できるようなフォーマット付きのモノ)を駆使して、迅速に処理・対応することが可能な受注管理システム(?)を構築していました。このシステムは、ずいぶん長期間、有効に稼働していたようです。

 

 冒頭から、貧乏くさいショボいエピソードばかりですみません。

 

 書きたかったのは、モノのない時代、私達は「すでにあるもの」でなんとかしようと、様々な工夫をしてきました(オシャレでもカッコいいモノでもなかったかも知れませんが・・・)。けれども、今は、モノがあふれていて便利になった反面、「すでにあるもの」を活用するチカラが失われているのではないか・・・というコトです。

(イメージとして、インドや中国の人たちのほうが、「すでにあるもの」を活用するチカラが大きかったりするのではないでしょうか?)

 

 そこで、今日のオススメ本です。

 

 

 なんだか聞いたことのない出版社で、表紙のデザインがすごいダサい気がする(個人の意見です)のですが、ぜひ一度、内容を見ていただきたいと思います。

 

 働き方改革を進める必要性があるけれど、「人がいない」「資金がない」「ITを使いこなせない」等々、成約があるために足踏みしているなら、参考になることが多いと思います。

 

 経営者から従業員まで、全員がストレッチャーとなって問題に取り組むことで、現状を打開する道が開けることもあるのではないでしょうか?