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午後8時までの退社を「通知」するコトに、どのような効果があるのでしょうか?

パナソニックでは、午後8時までの退社を「通知」したとのこと。

短い記事なので詳細はわかりませんが、

  1. 社員の労働時間短縮を目指し、社長が努力目標として午後8時までの退社を「通知」した。
  2. 国内労働者10万人対象(工場など夜間勤務ある部署除く)。
  3. 部署により、始業・終業時刻は異なっているようだが、終業時刻に対して各部署一律にリミットを設けたのだろうか?
  4. 規則ではない。

社長は、従業員に「指揮命令」することができる立場です。したがって、午後8時までに退社することを命令することも可能なハズです。

しかし、おこなったのは、「命令」ではなく「通知」。

【 通知 】 [名](スル)告げ知らせること。また、その知らせ。「総会の日時を通知する」 goo辞書 デジタル大辞泉

社長として、「午後8時までに退社して欲しいと思ってますよ」と知らせたのでしょうか?

正直言って、どのような効果があるのか、記事から読み取ることはできません。社員の労働時間短縮を目指しているようですが、記事だけ見ると「残業するくらいなら、早く出勤しよう」という呼びかけにも見えます。

「業務命令として確実に履行しなければダメだ」「就業規則に盛り込まなければ意味がない」とまでは言いません。会社にはそれぞれの事情があり、現場が抱えている課題も様々ですから。社長が「想い」や「努力目標」を「通知」しただけでも良いんです(いままで、通知してなかったんでしょうからね)。

ただ、こういう記事を見ていつも思うんですけど、結果としてどうなったか・・・ってコトも知らせてくれると、よりわかりやすいと思います。社長の考えがどのようなものか。どれだけ本気か。

午後8時までの退社を通知 パナソニック、国内10万人< 産経 WEST >

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