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「働き方改革」を前進させるため、関連情報をネタにいろいろ考えてみたい。

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デスクワークにはデスクワークのやり方がある(生産性向上)

仕事のやり方って人それぞれですよね。

同じような仕事でも、スピードや仕上がりがまったく異次元のアウトプットに驚かされるコトがあります(良い意味の場合もあるし、悪い意味の場合もアリです)。

仕事の内容が「作業」の場合、俗に「手が早い人」「手が遅い人」といわれるように、高速・精密に手が動かせる人と、低速・大雑把にしか手が動かせない人がいるようです(ちなみに、私は後者です(T_T)・・)。

それでも、方法があります。たとえば、「動作経済の4原則」によって、作業(動作)を改善する方法です。

動作経済の4原則とは、

  1. 距離を短くする。
  2. 両手を同時に使う。
  3. 動作の数を減らす。
  4. 楽にする。 の4つです。

4パターンをさらに5つづつに細分化して20パターンにしたものもあります。

動作経済の原則1:身体部位の使用についての原則(1/4)〈 MONOist 〉

動作経済の4原則の効果は、ストップウォッチがあればカンタンに計測できます。

たとえば、ラジオペンチ(工具です)を使っておこなう「ある作業」があったとしましょう。

〈 ラジオペンチを使って行う作業の例 〉

  1. ラジオペンチを収納場所から取り出す。
  2. 作業しやすいように持ちかえる。
  3. 作業する。
  4. 収納しやすいように持ちかえる。
  5. 収納する。

この作業を「動作経済の4原則」にもとづいて見直しをおこない、ラジオペンチの収納場所からの出し入れを、「持ちかえ不要」で行えるように改善したならば、一つの作業にかかる時間を2秒弱程度は短縮できるでしょう。

「たった2秒?」と思われるかもしれませんが、この作業で1万個製品を作るとしたら、「1万個×2秒=約5.6時間」の時間短縮です。時給千円とすれば、5千5百円削減です。一年間に200日稼働すれば、約百十万の経費削減になります(計算あってます?(^-^;・・・)

製造業では、このような取り組みを何十年も続けていて、今もコンマ何秒を削減すべく工夫を重ねています。

では、デスクワークではどうでしょう。

私が知っている「ある課長(匿名)」ば、シャーペンを探すのに机の中をガチャガチャ探し回り、メモ用紙を探して机の上の書類をひっかき回し、いざ書こうとしたら書けなくて替芯を部下に備品ストック場所に取りにいかせる・・・といったように、メモ一つ取るのにも大騒ぎです。

マジで非効率きわまりない(なんか、思い出したら腹がたってきました(-_-;)・・・)。

けれども彼が課長でいられるのは、デスクワークでは作業時間を短縮すれば単純に経費が削減できるとは限らないからです。

たとえば、メモ用紙を探して机の上の書類をひっかき回している間に、フト今課題になっているビジネスについての打開策を思いつき、的確な指示を部下に出すことで、大きな成果につながることだって(可能性としては)あるかも知れません。 (ハッキリいって屁理屈です。ほんとは、こんな課長が仕事が出来るワケありませんよね(^_^;)・・・)。

デスクワークでは、作業時間削減に加えて、プラスアルファの工夫が必要です。

たとえば、これ。

A4一枚とペンだけ!-仕事がどんどん片付くTODOリストの作り方〈 マイナビニュース 〉

緊急度と重要度の2軸でタスクを整理し、優先度をつける方法・・・と聞けば、「ああ、アレね」と思い当たる人も多いと思いますが、知識だけでは効果は出ません。

実践すると、思いのほか強力な方法ですよ。オススメです。

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