働き方改革応援団!

「働き方改革」を前進させるため、関連情報をネタにいろいろ考えてみたい。

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パソコンがない時代の仕事

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コンピュータを使うロボット

 私が入社したばかりのとき、経理部では、計算にそろばんを使っているお爺さん社員がいました。事務所にパソコンなど無かった時代です。でも、電卓については1人1台普及していました。

「電卓よりそろばんの方が正確で早い。たとえば、1万と置数するとき、電卓なら『1』『00』『00』と3回キーを押さなければならないが、そろばんだと『親指のワンアクション』で完了する」という趣旨の主張をしていて、だれも論破できませんでした(実際、早くて正確だった)。

なんてコトを、働き方改革が話題になっている今、よく思い出します。

そろばんを使っているお爺さんの理屈を、当時だれも論破できなかったけれども、「そろばんを使う人」は、アッというまに事務所からいなくなりました(そろばんだけは、事務所の備品置き場にありました)。「パソコン」や「インターネット」が登場したとき、「仕事が変わる」「生活が変わる」って新聞・雑誌・テレビで大騒ぎしてたけど、正直ピンときませんでした。けれどもいま、仕事・生活は、いつのまにか劇的に変化しています。写真でしか見たことがなかった Cray-1 - Wikipediaの性能を、今のスマホは凌駕しているんだってきいて、すごい時代だなってツクヅク思います。

営業部にズラッとならんでいた住宅地図や、ひっきりなしに鳴っていた電話や、経理・総務(庶務)・人事部門に大量にいた従業員のみなさんは、みんなドコにいったんだろう・・・なんてノンキに郷愁に浸っている場合ではありませんね。変化は現在も進行している(いや、もっと加速している)状況です。

下記の記事にあるように「パソコンがない時代、どうやって仕事してた?」という素朴な疑問が反響を呼ぶのは、郷愁の部分もあるのだと思いますが、猛烈な勢いで進行する「変化」を、実感できるからだと思います。

article.yahoo.co.jp