帝国データバンクの調査です。
やる必要がないのに、やることはありません。記事によれば、「必要性を感じない」が37.6%で、やらない理由のトップだということです。
働き方改革には、ある程度テマ・ヒマ・コストがかかります。やる必要がないなら、その分のテマ・ヒマ・コストを他の業務に振り向けられることになるでしょう。
でも、本当にやる必要がないんでしょうか?
記事によると、働き方改革の内容の中には、「長時間労働の是正」「休日取得の推進」「定年の延長・廃止・継続雇用制度の導入」など、もうすでに十分に実現しているためこれ以上の対応は不要だ・・・といえるような取り組みもありますが、「人材育成」「健康管理の充実」など、継続的に推進していくべき(取り組みに終わりがない)項目もあります。
同じく記事によると、働き方改革の目的は「従業員のモチベーション向上」「人材の定着」「生産性向上」などということですが、働き方改革をやっていない職場では、本当にこれらの目的が達成できているのでしょうか?
今後ますます労働人口が減少する状況で、企業の半数が正社員不足に直面しているのに、大丈夫なのかな?・・・と思ってしまいます(余計なお世話ですね)。