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働き方・休み方改善ポータルサイト【リンク集】

厚生労働省が開設している「働き方・休み方改善ポータルサイト」のご紹介です。

働き方・休み方改善ポータルサイト< 厚生労働省 >

「どのように働いて、どのように休もうが、行政にイチイチ指図されるいわれはない!」

って感じもしますが、ここでいう「働き方」とは「適切な労働時間で働くこと」です。また、「休み方」とは「ほどよく休暇を取得すること」です。

一言で言うと、「過重労働対策をしましょう」というサイトです。

過重労働の対策にあたっては、「会社向け」「従業員向け」それぞれに自己診断があり、どちらか一方だけに責任を押しつけていないところが好感がもてます。

過重労働は、「複合的な原因がからみあっている」という認識のもとで現状を分析し、分析結果に基づいて対策が探せるのが、使いやすいと思います。

見える化診断」が、シンプルすぎる気がしますが、レーダーチャートで示される指標ごとに、現状を独自に分析してもいいでしょう。

指標は8つあります。

1.VISION(ビジョン) 項目1:方針・目標の明確化

2.System(システム) 項目2:改善推進の体制づくり 項目3:改善促進の制度化 項目4:改善促進のルール化

3.Action(Action) 項目5:意識改善 項目6:情報提供・相談 項目7:仕事の進め方改善

4.Check(チェック) 項目8:実態把握・管理

現実に即して考えてみると、たとえば人事部門が残業削減を進めようとしても、現場の中間管理職が長時間労働を基本とした仕事の進め方を推進していれば、事態は改善しません。また、休暇(年次有給休暇)の取得を促進しても、休んだ日の仕事を誰がどのようにカバーするか決めておかないと、現場が混乱し業務が回らない事態になるでしょう(結果として、休もうとすると、職場の空気がギスギスするでしょう)。

まず全体を俯瞰して、問題点を見つけ、ボトルネックを改善していく取り組みが効果的ではないでしょうか?

冒頭には、

見える化】 + 【経営トップの判断】 = 【働き方休み方改善】

という式(?)が掲げられています。なによりも「経営トップの判断」が重要だということですね。